気象庁は8月14日の午後5時36分、長野県と島根県に、警戒レベル4にあたる土砂災害の危険警報を発表しました。対象となったのは、長野県の長野市長野と、島根県の松江市、安来市です。危険な場所にいる人は、避難が必要な状況だとしています。
レベル4は、危険な場所にいる人が全員避難する段階です。気象庁は、安全な場所へ速やかに移動するよう呼びかけました。どこへ逃げるかについては、住んでいる市町村が出す避難の情報を確かめる必要があります。
一方、岩手県に出ていたレベル4の大雨と土砂災害の危険警報は、すべて警報や注意報に変わりました。雨が弱くなり、危険度が下がったためです。ただし、警報が続いている間は油断できません。
14日の夜の時点で、レベル4の土砂災害の危険警報が続いているのは、宮城県の栗原市西部と大崎市西部、秋田県の大館市、千葉県の千葉市、鳥取県の日野町です。これらの地域では、地面がまだ多くの水を含んだ状態です。
千葉市では、13日までの24時間の降水量が367ミリとなり、観測を始めてから最も多い記録になりました。そのため、雨がやんだあとも土砂災害の危険が高いままです。
土砂災害は、大雨の最中だけでなく、雨がやんでから発生することもあります。山や崖の近くで、小さな石が落ちてくる、地面から水がわき出るといった前触れに気づいたら、すぐに離れてください。
避難と聞くと、体育館や学校へ行くことだと思う人もいますが、必ずしもそうではありません。近くに丈夫な建物があれば、その2階以上に上がるのも避難の一つです。夜に暗い道を歩くほうが危ない場合もあります。
気象の情報は数時間で変わります。今どの警報が出ているかは、気象庁のホームページや、市町村からの連絡で確認してください。日本の夏を安全に過ごすためには、こうした情報を読む力が身を守ることにつながります。