2026年10月1日午前3時、マリアナ諸島付近で熱帯低気圧が発達し、台風27号(チョーイワン)が発生しました。これは10月に入って初めて発生した台風です。中心気圧は998ヘクトパスカルで、西北西へ時速15キロで進んでいます。
この台風は西へ進んだあと、次第に北上する進路をとると予測されています。4日ごろには暴風域を伴う強い台風になる見込みです。コースが西寄りに傾いた場合には、小笠原諸島に接近して荒天となる危険性があります。
世界各国の気象機関によるシミュレーション結果では、北上するタイミングや位置に誤差が見られます。そのため予報の確実性を高めるには、時間が経つのを待つ必要があります。住民に対して、最新の情報をこまめに確認することが呼びかけられています。
今回の台風は、9月23日の26号(スリゲ)以来約1週間ぶりの発生となります。27号の発生スピードは統計史上6番目の早さです。2026年は台風の数が多く、9月末時点の累計は平年より約7個多くなっています。秋の台風は移動速度が速く、大きな被害をもたらしやすいため注意が必要です。
気象庁などは早めの台風対策を呼びかけています。なお、1月から10月まで毎月台風が発生したのは、1951年からの記録で3回目となります。台風名「チョーイワン」は香港の加盟国提案による名称で、彩りを意味する「彩雲」や地元の観光地である「彩雲邨」に由来しています。