8月13日から15日にかけて、関東地方では大気の状態が非常に不安定になり、局地的な大雨が続きました。特に千葉県では13日に記録的な大雨となり、気象庁は大雨の特別警報を発表しました。
千葉市では、13日までの24時間に降った雨の量が367ミリとなり、観測を始めてから最も多くなりました。千葉駅の前の道路は水につかり、家に帰れなくなった人のために県庁のホールが開放されました。
東京都内でも13日の夕方、杉並区や中野区を流れる善福寺川などで水位が急に上がりました。氾濫の危険を知らせる情報が一時発表され、関東の各地では激しい雨で道路が冠水したり、電車が遅れたりしました。
14日になっても大気の不安定な状態は続きました。15日の明け方にかけて、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が予想された地域もあり、気象台は川や低い土地に注意するよう呼びかけました。
15日も九州から東北までの広い範囲で、急に強く降る「ゲリラ雷雨」が起こる可能性があると伝えられました。ただ、関東地方については、大雨の峠は越えたとみられています。
今、最も心配されているのは土砂災害です。これまでの雨で地面が多くの水を含んでいるため、少しの雨でも崖などが崩れる危険が高まっています。専門家は、危険な場所に近づくことはやめるよう呼びかけています。
冠水した道路を車で走ることも大変危険です。水の深さが外からは分かりにくく、エンジンが止まってドアが開かなくなることもあります。雨が弱くなっても、川や用水路のそばを歩くのは避けるようにしてください。