15日は終戦から81年の日でした。政府主催の全国戦没者追悼式典が東京の日本武道館で開かれました。天皇・皇后両陛下や高市早苗首相、戦没者の遺族ら約4180人が参列しました。
先の大戦で亡くなった約310万人の方々を悼み、正午の時報に合わせて1分間の黙とうがささげられました。天皇陛下はおことばで「過去を顧み、深い反省の上に立って、戦争の惨禍が繰り返されないことを切に願う」と述べられました。また、戦中・戦後の苦難を今後とも語り継ぎ、平和と人々の幸せを求めることを心から願うと話されました。
高市首相は式辞で「戦争の惨禍を二度と繰り返させない。歳月がいかに流れても、この決然たる誓いを世代を超えて継承し貫く」と述べました。また、日本が国際社会で重要な役割を果たせるとして、「希望を持てる日本を、安全で安心して暮らせる社会を創り上げる」と強調しました。
厚生労働省によると、参列した遺族のうち戦後生まれの割合は56.3%と過去最多となりました。遺族の高齢化が進む中、若い世代への記憶の継承がますます大切になっています。全国各地でも平和を祈る式典や集いが開かれました。