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科学・技術

技術は誰のものか

科学の発展が、そのまま人類の幸福につながるとは限らない。原子核の研究は、純粋な知的好奇心から始まった。(1)、その成果が兵器として使われるまでに、わずか数十年しかかからなかった。

では、責任は科学者にあるのだろうか。研究それ自体を悪と呼ぶことはできまい。問題は、成果をどう使うかを決める仕組みの側にある。(2)、研究者が社会と対話する義務を免れるわけではない。自分の研究が何をもたらしうるか、想像(3)という姿勢こそ、現代の科学者に求められているものである。

技術は中立だと言われてきた。しかし本当にそうだろうか。使い方を決めるのは人であり、その人を動かすのは社会である。(4)、技術のあり方を問うことは、そのまま社会のあり方を問うことなのだ。
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