中国との関係が悪化するなか、台湾の現職の洪申翰労働部長が、アジア太平洋経済協力(APEC)の会合に出席するため中国本土を訪問します。同部長は過去に中台を「二つの国家」とみなす発言をしたことがあり、中台間の緊張が高まっています。
在与中国大陆关系恶化的背景下,台湾现任劳动部长洪申翰将访问中国大陆,出席亚太经济合作组织(APEC)会议。由于他过去曾发表将两岸视为“两个国家”的言论,两岸间的紧张局势正在升高。
香港紙の明報が21日に報じた内容によると、洪部長は江蘇省南京市で開催されるAPEC人材養成大臣会合に2日間参加する予定です。台湾政府の閣僚級関係者が中国本土を訪れるのは、今年に入って3人目となります。
据香港《明报》21日报道,洪部长预计将出席在江苏省南京市举行的为期两天的APEC人力资源开发部长级会议。这是今年以来第三位访问中国大陆的台湾政府阁僚级官员。
台湾の海峡交流基金会の羅文嘉秘書長は18日、今回の訪問について「無事に行って帰ってきてほしい」と述べました。また、APECの慣例に従った参加であり、中台間には一定の了解が存在するため変動は少ないほうがよいと語りました。
台湾海峡交流基金会秘书长罗文嘉18日就此次访问表示“希望他平安往返”。他还表示,这是遵循APEC惯例参加活动,两岸之间存在一定默契,变量越少越好。
一方で洪部長は2024年の立法委員時代に「台湾海峡の両側には二つの主権国家が存在する」と指摘していました。これに対し中国側は、台湾は「チャイニーズタイペイ」の名義で参加しており、「一つの中国」原則に基づいて対応するという立場を示しています。
另一方面,洪部长在2024年担任立法委员期间曾指出“台湾海峡两岸存在两个主权国家”。对此,中国大陆方面表示,台湾是以“中华台北”名义参加,相关事项将根据“一个中国”原则进行处理。
頼清徳政権の発足後、台湾閣僚の訪中が続いています。今年5月には蘇州でのAPEC貿易担当相会合に楊珍妮行政院政務委員が参加し、今月10日~11日には北京でのAPECエネルギー大臣会合に経済部の頼建信次長が出席しました。
赖清德政权成立后,台湾阁僚访问中国大陆的情况还在持续。今年5月,台湾行政院政务委员杨珍妮出席了在苏州举行的APEC贸易部长会议;本月10日至11日,台湾经济部次长赖建信出席 spent 在北京举行 APEC 能源部长会议。
今回の会合では、労働市場の変化や職業訓練、雇用や社会保障などの政策が話し合われます。AIや自動化、人口構造の変動に対応する人材開発が主な議題となっています。
在本次会议上,将就劳动市场的变化、职业培训、就业及社会保障政策等进行讨论。应对人工智能(AI)、自动化及人口结构变化的资源开发是主要议题。